『関東に大王あり』復刊のお知らせ。

古田武彦が稲荷山古墳出土の鉄剣銘文解読に取り組んだ一書、『関東に大王あり』がミネルヴァ書房から復刊されます。                                                     (5月発売:ミネルヴァ書房リンク 関東に大王あり - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社 (minervashobo.co.jp)


<カバー袖文章>

「稲荷山古墳から出土した鉄剣。鉄剣の主「乎獲居臣」を従えた「大王」とは。第一史料に基づき既成概念に与する事無く忠実に論証を重ね、                                              関東に独自の国家権力が存在したという事実にたどりつく。巻末付録に当時の現地講演録「関東の大王と稲荷山古墳の鉄剣」をあらたに所収。                                             対話形式で極めて読みやすい。好評の古代史コレクション第二八巻。」


※稲荷山古墳鉄剣銘文は、1968年に発掘された鉄剣が、腐食の進む鉄剣の保護処理の中、1978年にX線による検査が行われた際に発見されたものです。                                                            本書はその発見を受け、1979年に発表された『関東に大王あり』の復刊本になります。